週末の時間を利用して、USMLE step 2CSの勉強をしています(病院に1回行かなければならなかったけど、わりとすぐ済んだ)。
まずは、右のFirst Aidを使っています。これは、must haveでしょう。
チェックリスト付の症例が約30例と、mini casesが多数あり、どういう点をチェックすべきか、鑑別診断・検査方針の立て方などが一望できます。
Mini casesは全て見終えたのですが、内科一般の知識が抜けてますので、たいへんです(Step 2CKを受けたときの記憶はかすかにあるが)。しかし、ある意味、とても面白くて勉強になる。
絶対に必要な病歴聴取の勉強をしています。これは、ある程度尋ねる内容が決まっており、いかに早くこなすかが大事です。実際の試験でここにかけられる時間は6-8分。通常、チェックリストの半分以上を占めていますので、ここは特にがんばる必要があります。
よくある「痛み」を主訴とする場合の質問。内容は、mnemonic(記憶用の語呂合わせみたいなもの?)で覚え、ひたすら繰り返し練習です。
LIQOR AAA、またはCLORIDE AA。
Location (場所)、Intensity(強さ)、Quality(質)、Onset(発症様式)、Radiation(放散)、Aggravating factor(増悪因子)、Alleviating factor(改善因子)、Associated symptoms(関連する症状)です。後者の場合は、CがCharacter(質)、DがDuration(持続時間)、EがExcerbating factor(増悪因子)です。
発症様式については、突然発症か否か、発症直前に何をしていたか、発症してから現在まで症状が悪化したのかなどの情報も重要ですし、関連する症状をどこまで聞くかにはどこまで勉強したかがかかっています。
次に、その他の病歴に関して、PAM HUGS FOSS。
Past medical history(既往歴)、Allergies(アレルギー歴)、Medication(薬物)、Hospitalization(入院歴)、Urinary problems(排尿に関する問題)、Gastrointestinal problems(消化器症状)、Sleep problems(睡眠の問題)、Family history(家族歴)、OB/GY(産婦人科に関する病歴)、Sexual history(性的活動に関する病歴)、Social history(社会歴)で、これらを網羅する必要があります。
U、G、Sは主訴に関連していなければ省略してもよいかも? 既往歴では、過去の大きな病気、手術、外傷などがあります。アレルギーは、薬物、食物、動物、植物。薬物は、処方薬、処方不要の薬、サプリメントなど。体重の変化についても尋ねる必要があります。産婦人科の病歴は女性は何歳でも尋ねることになっていて、最終月経はいつだったか、月経の頻度、周期、持続、出血量、不正出血とか、妊娠の回数、子供の人数などがあります。性的活動に関しては、こちらは日本よりもオープンですので、confidentialと念を押した上で、相手は何人か、相手の性別、コンドームの使用、性病の既往、場合によりHIVの検査を受けたか否かを尋ねます。Social historyでは、職業、タバコ、飲酒、ドラッグの使用の有無について尋ねます。
ここまでの質問の英語で詰まっては時間のロスですので、英語はスラスラ言える必要があります。日常の診療を英語で行っていますから、ある程度は口から出てきますが、もっとよどみなく出てくるようにしたいと思っています。ただ、本番では少しゆっくりめにきれいに発音するほうが、模擬患者が自分を理解しやすいので、気をつけようと思っています。あとは、アイコンタクト。気をつけてはいますが、自分はまだまだ不十分だと思っています。
実際に練習してみたところ、8分ちょいかかっています。本番では緊張しているので、もっとかかりそうですから、もっともっと練習が必要です。
ふだんの外来で新患を診る時も、ほとんど同じことをしているんですけどね。時間に余裕があるのと、疾患が自分の専門領域だということで、こちらはほとんど緊張しません。それに、相手が子供の方がやっぱりいいですな。心がなごみます。この辺は、成人を診ておられる先生方とは反対かも。
他にも、診察法(4-6分)とか、今後の方針の説明(2分)、カルテ書き(10分)とか、課題はいっぱ~いあります。15分の体内時計も作っておかないと。
あと、日本から大人用の聴診器を持ってきたはずなのに、見つからない。さすがに小児用を持っていっちゃまずいんだろうな... 見つけられなかったら、誰かに借りないと...
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