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2016/07/04

ラコサミド承認取得

新しい抗てんかん薬のラコサミドが、本日付けで製造販売承認取得されました。

他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する抗てんかん薬との併用療法で使えます。

対象年齢は16歳以上とのことです。

ラコサミドは、ナトリウムチャネルに拮抗作用を示しますが、今までのナトリウムチャネル拮抗薬異なる作用を持っています。

ナトリウムチャネルには速い不活性化(数ミリ秒単位)と遅い不活性化(数十ミリ秒単位)という2つの不活性化があり、従来のナトリウムチャネル拮抗薬は速い不活性化に対して働いていたのですが、ラコサミドは遅い不活性化に働くとされています。

その他、GABA 感受性イオンチャンネル機能調節やCRMP-2(Collapsin Response Mediator Protein 2)調節作用もあり、従来のお薬とは異なるメカニズムで働くとされています。

治療の選択肢が増えることはよいことですね。

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