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2015/08/08

グアニジノ化合物研究会

仙台でグアニジノ化合物研究会がありました。会場は、東北大学薬学部でした。

グアニジノ化合物とは何ぞや?

NH2(C=NH)NH- というグアニジノ基を含む化合物の総称です。

これが、神経系などで色々と良いこと悪いことをしているわけですが、このグアニジノ化合物に関する研究会です。

私がこの研究会に参加した理由は、グアニジノ酢酸メチルトランスフェラーゼ(GAMT)欠損症という、クレアチン(これもグアニジノ化合物の1つ)が先天的に作れない疾患の患者さんに出会ったからです。体に大切なクレアチンが作れず、毒性を持つグアニジノ酢酸が貯留する病気です。ここを読んでみてください。

今回は、GAMT欠損症を含む脳クレアチン欠乏症の話題が多く、自分に興味のある分野であることもあって、たいへん刺激になりました。特に薬科の先生の基礎的研究のご発表は、病気の発症メカニズムを考えるうえで、とても勉強になりました。

特定の化合物についての研究会は珍しいのではないかと思いますが(自分が他に知っているのはプテリジン化合物研究会くらい)、医学、薬学等の異なった立場からの研究を聴講し、横のつながりを作ることはとても大切なことだと思います。自分たちだけではできることに限界がありますので。

論文やメールでお名前を存じ上げているのに、全くお会いすることができていなかったご高名な先生方にもお会いできて、たいへん有意義でした。

これからも、このような会には参加を続けたいと思います。

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