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2015/04/10

モノアミン類の分析

神経伝達物質病の診断のために、髄液中モノアミン類の分析が行われます。

欧米諸国では、神経伝達物質測定のためのラボがありますが、測定料金は高いです(カナダでは10万円以上しました)。

日本では、検査会社で一部の物質は測れます(HVA、5-HIAA、MHPG、エピネフリン、ノルエピネフリン、ドパミン、L-DOPA等)。しかし、検体必要量が多すぎます(1項目で0.5-1mL以上)。また、特定の疾患の診断に必要な物質(3-メトキシチロシン〔3-O-メチルドーパ〕、5-ヒドロキシトリプトファン)が測れません。

そこで、少ない髄液(0.1mL以下)でこれらを同時測定できるシステムを作っています。

既に、HVA、5-HIAA、MHPG、3-メトキシチロシン、5-ヒドロキシトリプトファン、セロトニン、L-DOPAのピークの分離には成功しました。感度もそこそこよいみたいです。髄液検体で試しに測ってみたところ、納得のいく測定値が出ています。

あとは、もう少し分析対象を追加して、定量性を検討する予定です。

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