« モノアミン類の分析 | トップページ | 水辺のカフェ »

2015/04/29

髄液モノアミン類の分析

前回の記事に書きましたが、小児神経伝達物質病の診断の一助となるべく、髄液中モノアミン類の測定系を作っています。

この測定系の目標は、以下の通りです。

  • 芳香族アミノ酸デカルボキシラーゼ(AADC欠損症)の診断マーカーである、3-メトキシチロシン(3-O-メチルドーパ)と5-ヒドロキシトリプトファンを定量できること
  • HVA、5-HIAA、MHPGの定量ができること
  • 測定感度が臨床診断に充分であること
  • 測定手順が簡単なこと

とりあえず、これらの条件を満たすような測定方法を見つけることができました!

L-DOPAやセロトニンのピークも同定できましたが、L-DOPAはピークが早く出過ぎるので、測定条件を変えないと定量は難しそうです。セロトニンは、髄液中の濃度が非常に低く、今回の測定系の感度(検出下限1nM)ではきっちり見えませんでした。

これからは、外注検査での検査結果(HVA、5-HIAA)との相関をしばらく調べることにします。

|

« モノアミン類の分析 | トップページ | 水辺のカフェ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« モノアミン類の分析 | トップページ | 水辺のカフェ »