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2014/11/16

アミノ酸分析

色々と測りたい物質が髄液中にあるのですが、測れそうでいてなかなかきれいに測れないのが、アミノ酸です。

髄液中アミノ酸分析は、検査会社にお願いすればしてもらえるのですが、臨床に使うアミノ酸分析では、µmol/Lレベルでしか測れません。

自分は、神経伝達等に関連したアミノ酸を測りたいのですが、10~20nmol/Lくらいまできっちり測れるようにしたい。

今使っている蛍光検出器だと、このレベルに到達することはできる可能性は十分あります。メーカーが市販しているアミノ酸分析用の蛍光誘導体化試薬とカラムを使い、例えばGABAだと16nmol/L程度までは測れることは確認しています。グルタミン酸も16-32nmol/Lまでは大丈夫そう。

だったらいいじゃないかとも思いますが、今使っている方法だと見たいピークの周りが少しうるさくて、もうちょっとクロマトグラムをきれいに出したいですし、もっと速く安価に効率的に分析したいです。

なので、メソッドを自前で開発中です。

もちろん、手間がかかるし試行錯誤が多いのですが、とても勉強になることが多いです。アミノ酸類似物質の分析にも応用できるかも知れません。この経験が、将来に役立てばよいなぁと思いながら、あれこれ格闘しています。

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コメント

はじめまして。

抗けいれん薬デパケンの血中濃度の検索で、こちらのブログに辿り着きました。

kaedeと申します。


お聞きしたいことがあり、失礼ながらコメント欄に書かせていただきました。


私は今年4月に、けいれん発作で泡を吹きながら意識を失い、救急車で搬送された病院で頭蓋底髄膜腫が見つかり、入院・開頭手術をし、全摘してもらいました。

退院後は、入院中から飲んでいた抗けいれん薬テグレトールを服用していましたが、退院後数日で感染症(丹毒)にかかり、それと並行してテグレトールによる薬疹(全身発疹)になったため、テグレトールが中止になり、変わってデパケンが処方されました。
(デパケンR錠200mgを一日2錠)


先日、脳神経外科の再診で血液検査をした結果、バルプロ酸の血中濃度が50μg/ml以下の35μg/mlであった為、デパケンを増量すると言われました。
(デパケンR錠200mgを一日3錠になりました。)


この日の再診は、いつもの担当医がいなくて、初対面の担当医であった為か、有効血中濃度以下だからいきなり薬を増量すると言われて正直戸惑っています。(それ以上はその先生には聞けませんでした・・・。)


けいれん発作は、4月に倒れた時に起こしたのが最初で、入院中~現在まで一度も起こしていません。


血中濃度が少し低い35μg/mlで、術後にけいれん発作を起こしてなくても、増量しなければ、駄目なんでしょうか?


テグレトールで薬疹を起こしているだけに、副作用が少し心配です。


いきなりで申し訳ございません。

お忙しいとは思いますが、ご意見を聞かせて頂けると嬉しいです。

投稿: kaede | 2014/11/20 17:58

kaedeさん

自分が診療を行っている場でしか治療方針に関する質問にはお答えできません。何かあっても責任がとれませんので。まずは、これをご了承ください。

一般論を以下に書きます。

抗てんかん薬の血中濃度の基準値(デパケンだと50-100)は、あくまで参考値です。それ以上の濃度で初めて発作が止まる方もおられますし、それ以下で止まる方もおられます。

基準値以下であっても発作が止まっていると判断される場合には、薬を増やさないという選択肢はあります。

この「発作が止まっている」という判断は、今までの流れや検査所見からの総合判断です。主治医(もしくは診療しした医師)でないとこの判断はできません。なので、主治医の先生とよく相談してみてください。

投稿: あきちゃん | 2014/11/20 22:03

あきちゃん様

こんにちは。kaedeです。
無理なコメントを残して申し訳ありませんでした。

そして、一般論としての返信コメントをわざわざ残してくださりとても感謝しております。

2か月後にまた再診がありますので、その時に先生に聞いてみます。(いつもの担当医であることを願って(苦笑))。


お忙し中、本当にありがとうございました。

また、ブログのほうも覗かせて頂きますね。

kaede

投稿: kaede | 2014/11/24 11:29

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