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2014/03/10

フォリン酸依存性てんかん

過去にも書きましたが、フォリン酸反応性てんかん(発作)というのがあります。

主に新生児期に発症するのですが、日本では報告はまだないようです(チェック不足かも知れませんが)。

最近、ある後輩の先生と話していて気付いたのですが、これを葉酸依存性てんかんだと勘違いされている医師がもしかしたら多いかもしれません。

というのも、フォリン酸はfolinic acid、葉酸はfolic acidで、綴りがそっくりだからです。

この2つは別物です! 有名な商品名としては、前者はロイコボリン、後者はフォリアミンです。

といっても、フォリン酸は葉酸の誘導体であり、どちらも最終的には同じ物質に代謝されます。

だとすると、どっちでもいいかというと、そう単純には行きません。同じ物質になるにしても代謝経路が異なるからです。

Googleで「葉酸反応性発作」を調べるといくつか出てきますが、元の英語表記を調べると、フォリン酸の誤訳であることが分かります。

間違えないようにしましょう!

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