« RNSが米国FDAで認可 | トップページ | 鉄のフライパン »

2013/11/22

国際学会2つ

近々、国際学会2つに出席予定です。

1つ目は、アジア先天代謝異常学会。国際学会ですが、会場は千葉です(日本先天代謝異常学会と合同開催)。クレアチン合成障害(グアニジノ酢酸メチルトランスフェラーゼ欠損症)について発表してきます。

2つ目は、アメリカてんかん学会です。これは非常にレベルの高い学会で、国際てんかん学会よりも上だと思います。とにかく最先端が学べます。こちらでは、MRIのコンピュータ解析で、てんかんの病変を効率よく見つけたいという発表をしてきます。MRIのコンピュータ解析技術はかなり進歩してきており、勉強がたいへんですが、何かよい情報を得てきたいと思っています。

最近始めた研究としては、クレアチン合成障害の生化学診断を自分たちの施設で行えるようにするための、クレアチン関連物質(クレアチン、グアニジノ酢酸、クレアチニン)の測定系の立ち上げがあります。理想は、LC/MS/MS(液体クロマトグラフ・タンデム質量分析)ですが、日本ではHPLC(高速液体クロマトグラフィー)での測定を行っている施設があり、その方法を参考にしました。

これをできるようにするのに、HPLCの勉強をしました。といっても、本を3冊ほどですが。新しいことを勉強するのはとても楽しいものです。ですが、やはり実際にサンプルを調整し、機器を動かしてみて、初めて分かることが結構多かったです。本を読む10倍以上の価値があります!(もちろん、本を読むのは致命的エラーを避けるために大切です)

測定したい物質のピークはきっちり分かれましたし、定量下限もそこそこ満足いく値が出ました。ちなみに、自分の尿を検査したところ、自分はクレアチン代謝異常症ではないことが分かり、少々ホッとしています。

|

« RNSが米国FDAで認可 | トップページ | 鉄のフライパン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« RNSが米国FDAで認可 | トップページ | 鉄のフライパン »