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2012/11/09

フュージョン画像

最近の医療画像処理で感動したのは、色々な画像を3次元的に編集してフュージョン(融合)させることがとても簡単になったことです。

たとえば、MRIとPETのフュージョンを行えば、脳の病変と、てんかん焦点と思われる脳の低代謝部位との位置関係が簡単に分かります。病変にもPETの低代謝域にも好きに色をつけることができます。今どきのソフトは、3次元ビューを簡単に表示できますので、脳を表面から眺めた3次元画像をマウスでくるくる回しながら眺めることができます。

頭蓋内電極を置いた状態でCTを撮り、MRIとフュージョンすれば、電極の位置をMRI上に出すことができます(電極という余分なものが入るので、多少のずれは出ますが)。骨やケーブルなどの余分なものは3次元画像エディタで簡単に消すことができます。これに上記のMRI病変やPETの情報を重ねれば、電極とのより詳細な位置関係が分かります。

とてもうれしいのは、これらの異なった画像(MRI、CT、PETなど)の重ねあわせが、ほぼ全自動でボタン1つで行えることです。最近のソフトは進化したものだと感じました。

これらの3次元画像と、自分がカナダで開発してきた脳波の高周波活動の分析方法などを組み合わせて、てんかん外科の成績向上に役立てたいと思っています。

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