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2012/01/12

抗てんかん薬の減量・中止について (Reduction/discontinuation of antiepileptic drugs)

抗てんかん薬を減量・中止するには、注意が必要です。

まず、必ず医師の指示に従って減量・中止をしていただきたいです。言い換えれば、自己判断での断薬は非常に危険です。

減量・中止したい理由には、発作が長期に止まっている、副作用が強くて困る等、色々な理由があると思います。しかし、まずは担当医に理由を告げ、よく相談してください。

離脱症状(withdrawal)というのがあります。お薬を急に止めることにより、発作が増える、重積状態になる、今までとは違うタイプの発作が起こる、などが起こりえます。重積状態とは、長い発作(30分以上)、または発作が頻発して30分以上意識が回復しない状態です。この場合は緊急処置が必要です。

発作が抑制されていても、患者さんが自己判断で早期に断薬してしまい、発作が再発する場合があります。最悪の場合、再発後にお薬を元の量に戻しても発作が止まらない場合もあります。

適切な抗てんかん薬により約7割の患者さんは発作が止まります。副作用がなければ、お薬の減量・中止を考えるのは、発作が止まってから最低でも2年後が一般的です(施設によっては3年等もあります)。その時点での脳波をチェックしてから、お薬をどうするかを患者さんとよく相談することにしています。

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