« ThinkPadヒンジ破損 (My Thinkpad's hinge got broken) | トップページ | てんかん外科学会 »

2012/01/18

明日から学会

明日からてんかん外科学会に行ってきます。

てんかん外科とは、発作の焦点となる脳部位の切除や発作波の拡大経路の遮断を外科的に行うことにより、発作の抑制や軽減を図る治療です。侵襲がありますので、薬物治療で発作が抑制されない難治てんかんの患者さんに対して行われます。

難治てんかんだからといって必ず手術できるわけではありません。手術できるか否かをきっちり評価する必要があります。

参加者は脳神経外科の先生方が多いのですが、術前評価にかかわる内科系医師(小児神経科、神経内科、精神科等)で参加される方もおられます。僕もその1人です。

西欧諸国では、てんかんの中核病院(てんかんセンターを名乗る病院)には、必ずといってよいほど、てんかん外科のプログラムがあります。こういう施設でてんかん専門の研修を受ければ、てんかんの内科的治療以外に外科のための評価方法も勉強できます。僕もトロントで4年間、これを勉強しました。日本で、内科系医師がこういう訓練を受けられる施設はほとんどないと思います。

日本では脳神経外科の先生がされる仕事量が多いのですが、西欧諸国では内科系医師が切除範囲を決めて脳神経外科医が手術をするというのがふつうです。そもそも、外科につなげるためには、てんかん外科のよい候補になる患者を選び出す目が内科系医師に必要です。そういった意味で、どういった患者さんが手術できるのかを内科系医師はいつも考えながら診療する必要があると思います。

|

« ThinkPadヒンジ破損 (My Thinkpad's hinge got broken) | トップページ | てんかん外科学会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ThinkPadヒンジ破損 (My Thinkpad's hinge got broken) | トップページ | てんかん外科学会 »