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2012/01/19

てんかん外科学会

てんかん外科学会の初日でした。色々と刺激になりました。

興味深かったのが、日本のてんかん患者さんの数がめちゃくちゃ過小評価されていることです。わずか20数万人です。疫学的には、てんかんの有病率は0.5-1%程度ですので、最低でも60万人はおられるはず。これは、患者数の調査方法に問題があるわけです(てんかんが主病名の方しか数えていない)。また、てんかん外科の手術件数が欧米や韓国に比べて半分以下だということです。つまり、外科の候補患者がうまくピックアップできていないということです。

僕はトロントでてんかん外科のトレーニングを受けたので、てんかん外科学会の先生方の言いたいことはよく分かるのですが、小児神経科医等の内科系医師がどれくらい手術適応を考えるかが非常に大切です。こういうてんかん外科医のメッセージを小児神経学会等の内科系学会でしっかり伝えていく必要があると思います。

てんかん外科で人生が変わる人がいます。こういう方を見つけ出すには、自分たちに重い責任がかかっている。これを改めて自覚させられました。

しかしまぁ、外科系の学会は面白いです。僕も運動部(卓球部)でしたから、体育会系のノリは大好き。

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