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2012/01/13

てんかんはありふれた病気 (Epilepsy is a common disorder)

てんかんは、そんなに稀な病気ではありません。

てんかんの有病率は0.5-1%と考えられています。つまり、100-200人に1人がてんかん患者さんということになります。日本人口が約1.3億人ですから、65万-130万人が患者さんということになります。

実際には、周囲にてんかん患者さんがいると思っておられる方はかなり少ないと思います。理由としては、大多数のてんかん患者さんは、発作中以外は無症状だからです。もう1つ大事な理由は、てんかんという病気に対する偏見です。つまり、自分はてんかんだと周囲に告げられないという事情があります。

見えないもの、よく理解できないものについては、なかなか理解を得られにくい。たくさんの患者さんがこれに苦しんでいます。なので、てんかんであることを隠しておられる方も多い。

Out of the shadowsという言葉を、カナダで聞きました。確か、トロントのてんかん患者の会Epilepsy Torontoだったように思います。日陰から日のあたる場所に、という意味です。

てんかんは、わりとありふれた病気です。患者さんがよい社会生活を送るためには、社会の理解が必要です。脚が不自由で松葉杖をついている人に重いものを運べと言う人はいないでしょう。てんかん患者さんも、周囲の理解が得られれば、活躍できるような場がきっと見つかるはずです。

そういった社会にするのに何かよい方法はないものでしょうか。

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