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2011/04/15

血栓チーム (Thrombosis team)

SickKidsに来てすごいなと思ったのは、とにかく色々な専門家がいるということです。

僕の所属している、てんかんチーム(epilepsy team)もその1つです。手ごわい発作の患者さんは院外からも、院内からも(神経チームからの紹介も含め)紹介されますし、通常の外来のほか、ケトン食外来、迷走神経刺激療法外来、てんかん外科外来もありますし、ICUやNICUでの連続脳波モニタリングを使用したてんかん重積への対処も行っています。

神経科には、ほかにも脳卒中チーム(stroke team)が独自のフェローシップを持っていて、大きなサービスです。通常の動脈性梗塞以外にも、心停止後の脳虚血等、種々の脳虚血性障害にかかわってくれています。抗血栓療法、抗凝固療法は彼らの得意とするところです。

他科では、血栓チーム(thrombosis team)に現在お世話になっています。緊急のてんかん外科を行った患者が、点滴ルートの入っている部位に静脈血栓を作ってしまいました。こういった場合に、血栓チームの登場です。

血栓症の原因究明、治療方針をきめ細かく立ててくれ、非常に密にフォローしてくれています。血栓チームは脳卒中チームと一緒に動くことが多いのは知っていましたが、自分の診ている患者が直接かかわることは今までありませんでした。

今は、血栓チームの意見に従ってヘパリン点滴を行い、じきに低分子ヘパリンの皮下注に移行の予定です。この患者さんは脳神経外科に入院しており(術後なので)、僕たちのてんかんチームも、基盤となる脳神経外科チームを支援する形になっています。その他にも、ICUからのフォローアップチームが来てくれたりなど、色々なサポートが入っています。

関与する人が多い分、意思疎通は大変ですが、その道の専門家が多いのは非常に恵まれていると思います。

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