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2010/03/30

ケトン食セミナー (Ketogenic Diet seminar)

20100329

今日は、ケトン食セミナーが、Palais Royaleという場所で開催されたので参加してきました。どういう由来の建物かはよく知りませんが、なかなか良い感じです。

5人の演者が話をしてくれましたが、うち2人は身内です。SickKidsでケトン食療法外来を担当しているD先生と専属栄養士のLさんです。二人とも、国際ケトン食療法研究グループのメンバーで、最近出たガイドラインの共著者にもなっています。

招待された演者での一番の大物は、Johns HopkinsのDr. Kossoffでした。上記のガイドラインの第一著者で、現在のケトン食療法の大御所です。

最初は、医師2人が古典的ケトン食と修正アトキンス食について話してくれました。次に食事をはさみ、栄養士2人が古典的ケトン食とMCTケトン食について話してくれました。SickKidsのLさんは特にMCTケトン食での実績があり、日頃の外来で漏れ聞いている内容をまとめて話してくれたのでありがたかったです。最後は、障害を持つ子供さんの施設におけるケトン食療法の実施につき、米国からのゲストが話してくれました。

最後にシェフが古典的ケトン食の調理の実演を行ってくれました。右上の写真は、その一例です。味見をしましたがピザとアップルパイは結構いけました。アイスクリームは人口甘味料でかなりクリーミーでしたが、そこそこいけます。こちらでは、Ketocalというフォーミュラがあり、これを使うとケトン比4:1の古典的ケトン食を簡単に実施できます。その味見もしましたが、思ったよりよい味でした(かなりクリーミーでしたが)。日本のケトンフォーミュラよりも味が良いと妻が言っていました。

こういった講義を聴きながら、日本でももっとケトン食療法が普及して欲しいものだなぁとつくづく思ったのでした。

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コメント

Ketogenic dietはまだ日本ではあまり普及していないのですか。てんかんの治療法のひとつとして当たり前のように思っていました。日本でもketogenic dietを作って試食会をしたら楽しそうですね。日本人はいろんな国の料理を食べるから、きっと献立を考える人もアイデアが浮かびやすいことでしょう。

投稿: basil | 2010/04/11 12:19

日本ではまだまだだと思います。ずっと以前には日本でも行われた時代があったのですが、その頃のデータは英語で出ていません。今でも行っておられる施設はありますが、一部を除き数は少ないと思います。

古典的ケトン食は、日本人のテイストにはちょっと合わないと思います。MCTケトン食か修正アトキンス食であれば、比較的とっつきやすいと思います。

投稿: あきちゃん | 2010/04/11 23:29

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