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2009/12/08

ボストン3日目 (Third day of Boston)

今日は、ボストン3日目です。Annual Courseというのがあり、トピックは、どのようなてんかん患者さんでてんかん外科を考えるか、という話題でした。

一般的に、日本では、薬剤治療で引っ張りすぎるという印象があります。事実、私もそうでした。もちろん、手術によるリスクの理解は必要ですが、手術をしない場合のリスクの理解も必要です。

手術をしない場合のリスクですが、発作による事故、薬による副作用、発達への影響、家庭の問題、社会的問題等、多岐にわたります。また、もっと早くであれば手術できただろうに、時期が遅れたために手術できなくなってしまう方もおられます(てんかんの症状は年齢により変化する可能性があります)。

患者さんによく話すのですが、適切な抗てんかん薬を2剤試して発作が抑制されなければ、3剤目以降の薬で発作が抑制される率は5%もありません。発作が止まる方はもちろんおられますが、あきらかに少数派で、かなりラッキーな方ということになります。なので、薬物以外の良い治療がないかと考えることになるわけです。手術、迷走神経刺激療法、ケトン食療法などがそれらに当たり、ただ漫然と薬剤治療だけを試すよりは、こういった治療法も考えて必要な検査等を行うほうが良いかと思います。

晩は、AES日本人会と行って、アメリカてんかん学会(AES)に参加された日本人の集まりがありました。総勢75名という大きな会でした。日本から来られた著名な先生方にご挨拶できる機会もありましたし、久しぶりにお顔を拝見できた先生方もおられました。料理は中華料理で、北京ダック等をお腹いっぱいいただきました。

朗報だったのは、迷走神経刺激療法が、日本でも近々保険適応になるだろうという話が聞けたことでした。これで、治療選択肢が広がることになります。

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