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2008/05/19

脳波モニタリング (EEG monitoring)

今日(月曜日)は、Victoria Dayという祝日で、long weekendなのですが、僕はオンコールで、脳波の長時間モニタリングにつかまってしまったので、毎日出勤して脳波を読んでいます。

まぁ、ポスター発表や、アメリカてんかん学会・日本てんかん学会の抄録締め切りもあるので、どっちみち来ないといけなかったんだけど。

さて、こちらでは、Stellateという、ケベック州にある会社の脳波計を使っているのですが、なかなか便利です。

というのも、完全にネットワーク化されており、全てオンラインで読むことができる。LANジャックがある病室であれば、病室に脳波計を持っていって(これも、床に立てる形の、バイタルサインのモニタ機器並に小さい)、脳波計をLANジャックにつなぎ、記録を始めればよろしい。

あとは、EMUのラボなどにあるコンピュータから、ビデオを含めて全てみることができます。また、トレンド解析などのソフトを入れておけば、CFM (cerebral function monitoring)、CSA (compressed spectral array)、バイタルサインのトレンドなど、全て一緒に見ることができます。

さらに、病院のネットワークに外部からアクセスするためのカードを手に入れれば、自宅からでも全てを見ることができるのです。あ~便利(僕はまだ持っていない)。

ですから、もちろん、脳波はペーパーレスです。ペーパーの脳波も嫌いじゃないけど、ペーパーレスのメリットの方が、はるかに大きいと思います。

僕が日本でペーパーの脳波のトレーニングを受けたときは、1秒は3cm、10µVは1mmというスケールで決まっていたのですが、ペーパーレス脳波では、スケールは変えながら読むというのが、当たり前になっています。最初はとまどいましたが、最近はすっかり慣れてしまいました。

逆に、こちらのフェローたちには、ペーパー脳波の、ペンによる独特の弧(ペンは正確に上下に動くのではなく、弧を描いて動く)が、少し異様にうつるようです。ペンで描くと、どうしても波形がひずんでしまうので(振り切れ、弧を描く運動、紙との摩擦、ペンの動く早さの限界等)、正確な波形の評価には、ペーパーレスの方が、僕は正直お勧めです。

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