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2007/12/12

薬物量に思う (Difference in dosage)

先日、外来で患者さんを見た後、スタッフの先生との討論で出た話。

スタッフ: この患者さんのテグレトールの量は、15mg/kg/dayだな。たいした量じゃないね。

僕: 少なくない量とは思いますが、まだ増やす余地がありそうですね。

スタッフ: 15mg/kg/dayは少ないよ。初期量だね。

僕: ... !!??

確かに、ePoratesを読むと、テグレトールの初期量は10-20mg/kg/dayと書いてあり、5-10mg/kg/dayずつ増量し、維持量は20-30mg/kg/dayで、最大量は35mg/kg/dayと書いてあります。

しかし、僕は日本でテグレトールは、20mg/kg/dayを超えて使ったことは稀にしかないし、初期量で10mg/kg/day以上なんて「中等量」を使うことはまずありません。

僕が研修を受けた施設では、テグレトールは開始時や増量時には一過性に眠気・ふらつきをきたしえるので、初期量は外来ベースでは2-3mg/kg/day、入院では5mg/kg/day程度と教わりました。そして、3-4日間隔で慣らしながら増量していくものだと。研修医の時に、いきなり5mg/kg/dayから始めて、患者さんが強い眠気をきたして、当時の上司に注意されたのを覚えています。

この違いは何なんでしょうか? 純粋に人種の差ということで片付けられるのでしょうか? それとも、副作用に関しての薬の微調整は、外来ではnurseやnurse practitionerが電話を受けて行うのがこちらでは普通ですから、スタッフが副作用を十分に把握していない場合があるのでしょうか? 色々な要因が考えられると思います。

それにつけても、このあたりの調整・適応が難しくて困ります。

でも、テグレトール 15mg/kg/dayを初期量だとは、僕は言いたくない...

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