登場人物 (Characters)

このブログによく出てくる先生たちの簡単な紹介をしておきます。

最終更新日:2009年7月11日

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2009/12/08

ボストン3日目 (Third day of Boston)

今日は、ボストン3日目です。Annual Courseというのがあり、トピックは、どのようなてんかん患者さんでてんかん外科を考えるか、という話題でした。

一般的に、日本では、薬剤治療で引っ張りすぎるという印象があります。事実、私もそうでした。もちろん、手術によるリスクの理解は必要ですが、手術をしない場合のリスクの理解も必要です。

手術をしない場合のリスクですが、発作による事故、薬による副作用、発達への影響、家庭の問題、社会的問題等、多岐にわたります。また、もっと早くであれば手術できただろうに、時期が遅れたために手術できなくなってしまう方もおられます(てんかんの症状は年齢により変化する可能性があります)。

患者さんによく話すのですが、適切な抗てんかん薬を2剤試して発作が抑制されなければ、3剤目以降の薬で発作が抑制される率は5%もありません。発作が止まる方はもちろんおられますが、あきらかに少数派で、かなりラッキーな方ということになります。なので、薬物以外の良い治療がないかと考えることになるわけです。手術、迷走神経刺激療法、ケトン食療法などがそれらに当たり、ただ漫然と薬剤治療だけを試すよりはよいと思います。

晩は、AES日本人会と行って、アメリカてんかん学会(AES)に参加された日本人の集まりがありました。総勢75名という大きな会でした。日本から来られた著名な先生方にご挨拶できる機会もありましたし、久しぶりにお顔を拝見できた先生方もおられました。料理は中華料理で、北京ダック等をお腹いっぱいいただきました。

朗報だったのは、迷走神経刺激療法が、日本でも近々保険適応になるだろうという話が聞けたことでした。これで、治療選択肢が広がることになります。

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2009/12/07

BlackBerry 9700 日本語対応OS? (BlackBerry 9700 Japanese OS?)

コメントにもいくつかいただいていますが、BlackBerry Bold 2 (9700)の日本語対応(らしい)OSが出てきました。例えば、ココです。ファイル名にjEastAsiaと、"j"の文字が入っています。

これでうまくいくといいんですけどね。こちらでは、残念ながら、すぐにはテストできない状況です。試された方からの情報を待ちたいですね。

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ボストン2日目 (Second day in Boston)

昨日は、ボストン2日目でした。朝9時から講演があるということで張り切って出かけたのですが、最初の1時間以上は、リサーチグラントの受賞者等の発表ばかりで、講演は全くなし。アホらしくなったので、ホテルに戻って一休みしました。

その後、脳波の高周波律動のセッションを聞きに行きました。脳波は、通常0.5-70Hz程度の活動を評価するのですが、今は80Hz以上、特に250Hz以上の高周波がホットトピックになっています。そのためか、会場は満員でした。4-5人の発表がありましたが、2人は日本人。一人は、僕の元職場での脳波分析の師匠であり学位研究の指導等もしてくださったK先生、もう一人はO1先生です。K先生は、一昨日にボストンに着かれたということで、時差ぼけ等でさぞかしお疲れだったと思います。

20091206_1 お昼はポスター会場を少し回り、午後に脳磁図のセッションを聞きました。ここでも、O1先生が発表をされていました。脳磁図の大家だけあって、O1先生は超お忙しいです。

晩は、早めにK先生と食事に出かけました。久しぶりにお話できてとてもうれしかったです。行った先は、Union Oyster Houseという、ボストン最古のレストラン。なんと、1826年からあるのだそうです。わりと混んでいたので、予約をしておいてよかったです(オンラインで予約可)。

20091206_2 飲んだのは、またもやSamuel Adams。今回は、seasonalの方を飲みました。う~ん、美味!

ここでも、サンプラー(色々な料理を少量ずつ盛り合わせたもの)を頼みました。これは、結構いけます。真ん中のライスピラフもおいしかった。その他、生がきも半ダース注文しました。日本のカキよりも平べったい感じがします。

20091206_3 次にムール貝のワイン蒸しがど~んとやってきました! こっちは、このてんこ盛りがやっぱりいいですね。付け合せのガーリックトーストと一緒においしくいただきます。

K先生は、蒸したロブスターを注文していたので、ここで巨大なロブスターがやってきます。僕たちがPEIで食べたのよりも大きかったです。ここ、ロブスターは時価なので、値段は毎日変わるみたいです。

20091206_4 僕たちは、ガーリック風味にソテーしたロブスターとトマトのリングイネをいただきました。身がプリプリして、心地よい。頭の中に入っている味噌も美味でした!

この日は雨が降っていたのですが、お店を出た頃には、すっかり雪になっていました。図らずも、この冬の最初の雪はボストンで経験することになりました。

なお、今年のトロントは、観測史上初めて、11月末までに雪が降らないという異常気象に見舞われているのでした。

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2009/12/06

ボストン1日目 (First day in Boston)

12月4日よりボストンに来ています。目的は、アメリカてんかん学会(AES)に参加するため。とてもレベルの高い学会で、たぶん国際てんかん学会議よりは勉強になります。

今回は、Aeroplanのマイレージを使った特典航空券で来ました。予約をした時点で、トロントからの直行便が既になく(帰りはOK)、モントリオール経由で来ました。モントリオールに着いたら、アナウンスが全てフランス語が先になり、英語が後になりました。看板もフランス語だらけ。さすが、ケベック州です。といっても、空港は英語だけでいけるので問題になりませんが。

米国への入国審査はモントリオールであります。トロントでもそうですが、米国へのフライトの際には、カナダの空港内で米国への入国審査を受けます。書類の記載が面倒でしたが(ESTAは何のためにあるのか分からない。同じ事を書かないといけないので)、審査自体はあっという間でした(何しにどこへ行くのと尋ねられただけ)。

20091205_1 ボストンに着き、ホテルに行きます。止まったのは、Lenox Hotelという、評価の高いホテルです(トリップアドバイザーで一番だった)。今までに泊まった北米のホテルで、タクシーのドアを開けてくれ、ベルが荷物を部屋まで全部運んでくれた所は初めてでした。サービスがとても丁寧です。おまけに会場に近いのもうれしい。

その後、周りを少し散歩しました。古い教会などの建物があります。ホテルのすぐ横に公立図書館があるのですが、その建物も重厚感がありました。

20091205_2 ボストンコモンという公園を散歩していたら、暗くなってきました。そして、お腹もすいてきました。なので、シーフードを食べに行きます。行った先は、Legal Sea Foodsというレストランです。

まずは、ビール。ボストンの地ビールに、Samuel Adamsというのがあります。アメリカ合衆国建国に貢献した人の名前だそうです。お墓もボストンにあります。

20091205_3このビールには、regularとseasonalの2種類があり、手前がregularで、seasonalが奥側です。Regularの方が少し辛口、seasonalの方が、少し色が濃い目でほんのり甘い感じ。僕は、seasonalの方が好みでした。

そして、シーフードです。まずは、名物のクラムチャウダーです。ボストンでは、クラムチャウダーは、一般的に白いみたいです。具だくさんでとてもおいしかった。

20091205_4 次は、カキを食べました。生でも良かったけれど、今回はbaked oystersにしました。オーダーしたら、ウエイトレスのお姉さんが、「That's lovely!」と言っていました。

確かにおいしく出来ていて、パンも進みました。カキ以外の味が大きいので、純粋にカキを楽しみたい人には向かないかも知れませんが。

20091205_5 それから、4種類のサンプラーを楽しみました。ちょっと、中華な感じのメニュー。右下のcrab cakesは、これでもか!とカニの身が入っていて、美味でした。

最後に魚3種類のグリルを頼んだのですが(写真をとり忘れた)、それはまぁまぁのお味という感じでした。魚の食べ方は、和食の方がやっぱ上でしょうね。

あまり飲んだつもりはなかったのですが、あっという間にアルコールが回ってしまい、ホテルに直帰して、眠りについたのでありました。翌日(5日)より学会本番です!

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2009/12/03

クリスマスツリー (Christmas tree)

20091202_1 昨日は、インド料理の夕食を食べた後、近くにあるCity Hall(市庁舎)のライトアップを見に行きました。

遠くからでも、ライトアップが見えます。近づいていくと、広場の噴水が無料のスケートリンクになっていました。まだ氷点下になっていないのに、きれいに氷が張っています。この噴水、スケートリンクの冷却設備があるのでしょうか? 謎だ...

20091202_2 たくさんの人が楽しそうに滑っています。けっこう上手です。真ん中の方で、子供たちがビュンビュン滑っていました。アイスホッケーが盛んなだけあって、スケートは基本中の基本なんだろうか、カナダでは?

その後は、City Hallの建物の前にあるツリーを眺めました。露出の関係で、写真は暗くなっちゃってますが(BlackBerryではこれが限界)。最初は寒いなぁと思っていたんですが、後半はワクワクして、寒さが気にならなくなっていました!

他のところにもツリーが出ているらしいので、機会を作って見に行きたいと思います。

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2009/12/01

季節性インフルエンザワクチン (Seasonal flu shots)

そろそろ、こちらでも季節性インフルエンザワクチンを打つ時期になりました。

僕は今日打ったのですが、打ちにわざわざ行く必要はありませんでした。

というのは、EMUの近くにワクチンのワゴンが来たからです。院内を回って、希望者を見つけたら打って回ることになっているようです。

問診表も簡単。ワクチンの効果と副作用をよく理解したうえで接種に同意しますという名前にサインするだけ。あっという間に終了です。

打った後は、ご褒美(?)にお菓子と、解熱鎮痛剤をもらえます。エアチョコをもらって、ご機嫌でした。

カナダに来た当初は、ワクチン後に解熱鎮痛剤をくれるのに違和感を感じたのですが、最近はすっかり慣れました。直後と6時間後に1錠ずつ飲むことにしています。

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2009/11/30

週末 (Weekend)

週末です。しかし、お仕事です。

1つは、今週入った緊急手術例のミーティングのため。もう1つは、12月上旬締め切りの日本小児神経学会の演題抄録を書くため。アメリカてんかん学会で4日以降は仕事ができないので、今が勝負なのです。

ミーティングは30-40分で終わったんですが、抄録書きのための分析に時間がかかります。ちまちまと脳波を分析しないといけないから。僕のThinkPadもオーバーワーク気味です。

おまけに、昨日からお腹壊して体調悪いんです(コンサートからの帰りから)。熱はないけど、お腹が痛くて緩いので、トイレにいつでも行けるようにしておきたい状態。月末に日本に帰国されるI先生の送別会が晩にあったんだけど、それにも行けず。I先生、ごめんなさ~い!

というわけで、目と頭とお腹がとても疲れた週末だったのでした。明日は、合唱団の必須リハーサルだから、体調整えておかないといけないな。

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2009/11/29

コミュニティコンサート (Community concert)

今日は、Momijiというsenior residence(老人ホームみたいなもの?)へコンサートをしに行ってきました。僕たちの合唱団は、年に2回の定期コンサートの前後に、老人ホームをいくつも回って、コンサートを行い、けっこうよろこんでもらっています。

Momijiは、日系のホームで、日本人や2世、3世の方たちが多く入っておられます。なので、日本語が分かる方もかなり多い。

今回は、クリスマスコンサートの本番で歌う曲のほとんどを歌いました。真ん中で、特別に日本語の曲を1コーラスずつ3曲歌いました。日本人メンバーが僕を含め3人参加していたので、ぶっつけ本番で歌いました。ちょっと緊張しますが、楽しかったです。

コンサート全体の出来ですが、いろいろミスもありますので、50点くらいか。本番までに弱点を補強しておく必要があります。

コンサートの後は、聞きにきていただいた方々と世間話をします。英語と日本語とのチャンポンでの会話になるのが、とても面白い。それに不思議と順応してきている自分も面白いなと思います。

今度は、もっと日本語の歌を長く歌ってくれとお願いされました。懐かしくてジーンとくるのだという方もおられました。今度は4月~5月初めに行きますので、準備をしておきたいなと思います。

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2009/11/28

統計のトリック (Tricks in statistics)

診療報酬改定に関するニュース記事がチラホラ出ています。

開業医と勤務医の年収格差の是正と医療費増加ではなく診療報酬配分の見直しを求める財務省、それだけじゃぁダメだろという厚生労働省。

いつも思うんですよね。開業医の平均年収が2500万円、勤務医の平均年収が1500万円。僕は今までの勤務医人生15年間で1500万円なんて収入をもらったことは一度たりともありませんが、それは横に置いておきます。

なんで、この手の統計にいつも平均値を使うのでしょう? 年収っていうのは、正規分布ではありません。つまり、ピーク(山)が、分布のど真ん中に来ないのです。通常、ピークは分布の左寄りにあります。つまり、収入の少ない人が多数を占め、多い人は少数派。統計では、positive skewと呼びます(ここに図があります)。

この場合、平均値は、中央値よりも必ず大きくなります。中央値とは、上または下から数えてちょうど真ん中に当たる値のことで、例えば、99人いたとしたら、上または下から50番目の人の年収が中央値です。平均値というのは、少数の大きく外れた値に影響されます。一方、中央値は影響を受けません。正規分布をしない年収の表記に平均値を使うと、過大評価になります。そうであれば、僕が今までに勤務医の平均年収に一度たりとも届いたことがないのも、少しは納得できますね...

というわけで、本来、中央値のような、もっと安定した指標を使うのが正しいと思います。では、なぜ、平均年収として報告されるのでしょうか? 僕には3つの理由しか思いつきません。

  1. 平均値という概念が、中央値という概念よりも一般人に広く知られているから。
  2. 平均値が中央値よりも不安定という事実を知らない。
  3. 過大評価になる平均値を利用して、一般人をミスリードしたい。

あくまで善意にとれば、1なのかと思います。2は、まずないでしょう。しかし、3は十分ありえます。医療費抑制、医師の収入減少を図りたいのは分かってますから、世論を誘導するにはもってこいです。しかし、統計としては正しくないと思います。平均値を示すのはかまいませんが、ヒストグラムは最低限必要です。分布がゆがんでいれば、平均値はあまり信頼できません。

もう1つ、疑問に思うのは、なぜ、開業医と勤務医を比較するのかということです。開業医は社長です。診療所の経営責任すべてを負う立場。勤務医は、ただの雇用者です。この格差を是正する必要性を感じません。同じ論理でいけば、企業の社長と社員の給与格差も是正しなければなりません。比較すること自体、ナンセンスだと思いませんか?

ミスリーディングな情報を堂々と流さないで欲しいです。

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2009/11/27

緊急手術 (Urgent surgery)

今週は、本来ならそんなに忙しくなかったはずなのですが、緊急のてんかん外科が入ってしまいました。しかたないですね、仕事ですから。

おかげで、そちらにかかりっきりです。週末も仕事です (ToT);

と同時に、アメリカてんかん学会のポスターも作らなければなりません。あと1週間しかないので、こちらも大変です。

と思ったら、日本小児神経学会の抄録締め切りが、アメリカてんかん学会の直後です。学会までにこれも作らなければなりません (^-^;

師走前にすっかり忙しくなってしまってます。

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