2016/09/27

夏休み

夏休みをとって、北海道に行ってきました。

小児科系は、夏休みシーズンに休みをとると仕事に差しさわりがでるので、9月以降に夏休みをとることに僕はしています。

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岡山空港から新千歳空港にAIR DOで行きましたが、キャラクターの熊さんがカワイイ。AIR DO、気に入ってしまった。

初日は函館宿泊にしていたのですが、函館って遠いんですね! レンタカーで5時間近くの長距離ドライブでした。

五稜郭の近くに泊まったので、まずはそちらを見学。近くのタワーに上ると、全体を眺めることができます。

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ちょっとあいにくの天気で、函館山に夜景を見に行こうとしたのですが、山頂からは霧で夜景が見えないとのことで、あきらめました。

翌日は、小樽に移動したのですが、途中で洞爺湖へ。これも結構な距離。近くのLake Hill Farmに立ち寄り、ソーセージや乳製品をいただきました。

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ニセコに通り抜けようとしたけれど、橋が渡れないという看板があり、断念。別のルートもあるようでしたが、時間がないので、小樽へ。

小樽への異動は、山道でカーブが多く、天気があまりよくなかったたので、わりと気を遣いました。

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小樽では、夕暮れ時の運河クルーズに参加しました。雰囲気があってとてもよかったです。おいしい海産物をいただきました。ホテルの朝食も海鮮丼があり、大満足。

翌日は、札幌を通り抜けて、支笏湖へ。水の透明度が高いことで有名です。水中遊覧船で水底の魚と景色を楽しみました。

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その後、札幌に戻ります。運のいいことに、オータムフェストの真っただ中でした! 美味しいものを売っているお店が大通公園にたくさんあり、人出もものすごく多い。岡山ではなかなか食べられないものが色々あって、楽しみました。

というわけで、3泊4日の旅を楽しみました。また来たいです。

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2016/09/11

一流になるための本

負ける人は無駄な練習をする―卓球王 勝者のメンタリティー

僕は卓球好きで、自分でも練習しますし、試合にも出たりするのですが、今回のリオ五輪での男子卓球の半端ない盛り上がりには感動を覚えました。

特に、日本のエースである水谷選手をずっと応援してきたのですが、ロンドン五輪以降、色々あった後にどんどん強くなって、ここ1-2年は絶対エースの名にふさわしい選手になられたと感じています。プレースタイル変わっていますから、本当に。

五輪でも、個人戦準決勝の馬龍戦以外は負けなし! 団体決勝でも中国のXu Xinに対し、ゲームオール7-10からの5連続ポイントで逆転勝ち。正直、この試合は痺れました... 鳥肌ものでしたよ。

あのレベルの選手たちで、ああいう場面になると、技術云々じゃないんです、精神的に動揺すると、ミスがどんどん出てしまう。本当に心の強い方が勝つようにできています。

さて、右上の本は、今年始めの出版直後に勝って読んだのですが、チャンピオンとしての心構えや考え方が書いてあります。現役選手の言葉は重いです。かなり過激なことも書いてありますが、日本の卓球界を背負う者としてのプロ意識が半端じゃない。これだけのことをしてきたからこそ、今回の五輪の成果につながったのか、と納得させられます。

卓球をやっている人が読めば特に面白いでしょうが、卓球以外の分野でも一流を目指す人に必要なエッセンスが書いてあると僕は思います。ビジネスや研究の世界でもきっと役に立ちますよ。

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2016/09/01

ラコサミド発売

既に承認を受けていた新規抗てんかん薬のラコサミドが、昨日発売されました。

最近発売されたペランパネルと同様、今までとは異なるメカニズムで働くお薬です。

1年間は2週間処方しかできませんが、新しい選択肢ができるのはよいことです。

世界では、ラコサミドの静注薬もあります。これがいつ日本に入ってくるか楽しみです。

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2016/08/25

麻疹

麻疹(はしか)の患者が兵庫県から出ました。インドネシアへの旅行から帰国後に発症した模様です。

NHK毎日新聞Yahoo!ニュース等に取り上げられています。

問題なのは、発症後も関東地方にお出かけされ、8/14に千葉市幕張メッセで催されたジャスティン・ビーバーのコンサートに参加していたという情報です。参加者は2万5千人。いったいどのくらいの人たちと接触したのやら。

移動は新幹線だったのでしょうか? とすれば、同じ車両に乗り合わせた方にも感染のリスクがあります。

既に同居の家族が発症しているという記事も読みました。きっと、みんなワクチン未接種だったのでしょうね...

麻疹は空気感染なので、同じ空間にいれば感染する可能性があります。おまけに感染力がとても強い。ワクチン未接種で近くにいたとすれば、かなりの確率で発症すると思われます。

麻疹は、ただの感染症とは違います。下手すれば命を落とす。

自分が研修医の時は麻疹が流行し、危なかった事例を経験しました。時間外・救急外来をするにあたり、見逃してはならない病気だと上司に教え込まれました。ですが、流行しなくなったため、最近は全く診ておらず、麻疹の可能性を考えること自体が正直稀になってきています。最近の若い医師は、麻疹を診たことがない方が大部分と思われます。

小児神経科領域では、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる、遅発性(数年以上経って発症)の疾患があり、1歳未満で麻疹に罹患した方での発症リスクが指摘されています。この病気は基本的に進行性で、元気だったお子さんが数か月で寝たきりになってしまいます。決定的な治療法はありません。

麻疹はワクチンで防ぐしかありません。たとえ罹患した方がおられても、周囲の人が皆ワクチンを接種していれば、ひろがらないのです(集団免疫)。ワクチン推奨です!

新たに麻疹を発症した方が、事前連絡なしに医療機関を受診すると問題になる可能性があります。待合で感染を広げるからです。麻疹の発症初期には皮膚に発疹がありませんので、「症状の強い風邪」と間違われてしまいます。

しばらくは、発熱患者では麻疹の可能性を頭に置いておく必要がありそうです。コンサートには全国から参加者がいたでしょうから。

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2016/08/16

HTMLとCSS

最近、諸般の事情で(主に費用面の問題で)、HTMLとCSSを勉強しています。

もう頭一杯、お腹いっぱいです!

基本的なタグは知っていましたが、ずっと昔の時代。HTML5、CSS3、新しくなっているのですね。Javascriptの書き方も基本はおさえたい。

でも、最近はネット上に情報が多いので、とてもありがたいです。疑問点は、検索すれば、あらかた解決できます。

2カラム形式、3カラム形式等の作り方(HTML5では簡単になったようです)とか。昔はフレームを使っていましたが、最近はフレームはほとんど見ません。

色々勉強しましたが、文法を覚えることは、プログラムを書くのとそう変わりません。CやC++を知っていれば、多少の応用でなんとかなりそう。

デザインは...センスの問題でしょう。どうにもならない。なので、他のwebを色々と眺めて簡単そうなものを真似てみることからです。

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2016/08/15

夏練習

今日は、卓球部のOBを含めた有志での夏練習がありました。いつもお盆休みにあるため、平日の時は参加できません。今年は週末なので参加できました。

医学部の学生さんも2名参加。OBは、研修医1年目から自分の一回り上までと、年齢差35歳くらいの方達が集まって10数名で練習しました。練習試合もしましたが、負け試合が多い。みなさん、よく練習されてます...

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3時間ほど練習した後は、楽しい飲み会です。

学生時代の思い出話、今行われているリオ五輪の話、学生さん達が数日後に控えている西医体の話などで、あっという間に3時間以上経ちました。

こういう部活、スポーツを通したつながりは、ずっと大切にしていきたいです。

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2016/08/14

脳波セミナー

今月末に、主に小児科医を対象とした、職場主催の脳波ハンズオンセミナーを開く予定です。5回目になります。

参加申し込みを多数いただき、募集は既に締め切っております。

脳波は歴史のある検査ですが、とても有用な検査です。

こどもの神経疾患、特に発作性疾患はわりと多いです。病院で小児科医をやっていて、そこに小児神経専門の医師がいなければ、ある程度自分で読む必要が出てきます。なので、このセミナーの需要はあるのだろうと考えています。

脳波判読に上達する近道は、脳波に慣れた指導医と一緒に討論しながら読むことです。

脳波の基本は、教科書にすべて書いてあります。脳波の講義も行いますが、ハンズオンのセッションでは、自分が脳波を読むさまをリアルに体験していただきたいと考えてます。

いずれは、このブログでも、脳波判読の基本について書きたいと思います。

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2016/08/06

抗てんかん薬の長期的副作用

てんかんの治療は、長期的になることがほとんどです。

最低でも3-4年、長いと生涯にわたります。

僕たち専門医は、患者さんの遠い未来まで考えて、治療戦略を立てなければなりません。

抗てんかん薬は、ざっくばらんに言えば脳の興奮を抑える薬ですから、脳の機能に全く影響がないとは言えません。

第一世代と呼ばれる従来の薬には多くの研究報告があります。神経心理学的検査を色々行うと、薬を飲んでいないときに比べ、一部の項目で成績が落ちる場合があります。細かい検査で気付く程度のものもありますが。

第二世代と呼ばれる新しい薬は、まだまだデータの蓄積が必要ですが、従来薬と比べた研究では、第二世代の方が(一部の薬を除き)第一世代よりも成績低下が少ないとされています。

第一世代の薬で他に言われているのは、代謝への影響です。コレステロール等の脂質や血糖値に影響が出る可能性があります。骨密度に関連するという話もあります。

こういったことも考えて、処方内容を考えなければなりません。

しかし、第一世代の薬で発作が治まっている方の場合、発作再発のリスクを考えて第二世代に変更するというのも、ちょっと考えてしまうところではあります。

調子がよいので第一世代の薬を漸減中止した後に発作が再発した場合、患者さんの年齢によっては、元の薬を再開せずに第二世代の薬を始めることはよくあります。

自分の行っていることは患者さんが小児科領域を卒業した後にもずっと影響し得るということを強く自覚して、日々の診療を行わないといけないなとつくづく感じます。

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2016/07/17

地方会

昨日は、日本小児神経学会中国・四国地方会でした。

中国・四国地方の小児神経診療を行っている医師たちが集まり、発表を行いました。色々とよく知らない疾患のお話もあり、勉強になりました。

特別講演は、ご高名なO教授による「脳炎・脳症の最新の話題」についてでした。ネットや雑誌等でも勉強しますが、新しい知識をまとめて講演してくださったので、とてもありがたかったです。

O教授は私の数年上の方ですが、たいへん精力的に研究をされており、10年以上の開きを感じます。見習わなければならないなと強く感じた次第です。

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2016/07/04

ラコサミド承認取得

新しい抗てんかん薬のラコサミドが、本日付けで製造販売承認取得されました。

他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する抗てんかん薬との併用療法で使えます。

対象年齢は16歳以上とのことです。

ラコサミドは、ナトリウムチャネルに拮抗作用を示しますが、今までのナトリウムチャネル拮抗薬異なる作用を持っています。

ナトリウムチャネルには速い不活性化(数ミリ秒単位)と遅い不活性化(数十ミリ秒単位)という2つの不活性化があり、従来のナトリウムチャネル拮抗薬は速い不活性化に対して働いていたのですが、ラコサミドは遅い不活性化に働くとされています。

その他、GABA 感受性イオンチャンネル機能調節やCRMP-2(Collapsin Response Mediator Protein 2)調節作用もあり、従来のお薬とは異なるメカニズムで働くとされています。

治療の選択肢が増えることはよいことですね。

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